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第55回北海道しゃくなげ会
INDEX
概要
開催場所・日時
ライブ配信:2023年02月17日(金)09:30-17:30
録画配信:2023年02月18日(土)09:00 ~ 2023年02月20日(月)09:00
申込期限:2023年01月20日(金)
【テーマ】子牛を科学する パートⅤ
総合司会 酪農学園大学 獣医学類生産動物病態学 教授 大塚 浩通
(仮題)基調講演:「(仮題)子牛の輸液療法を学ぶ」
講師:酪農学園大学 獣医学類獣医臨床病理学 教授 鈴木 一由
(仮題)講演1「(仮題)プロポフォールを用いた牛の全静脈麻酔(TIVA)法の検討」
北海道農業共済組合 研修所 後藤 忠広
(仮題)講演2「(仮題)子牛の心臓疾患における超音波検査」
講師:北海道農業共済組合 ひがし統括センター 根室西部支所根室西部第2家畜診療所 矢吹 悠久美
(仮題)講演3「(仮題)子牛の出血性腸炎における回顧的調査と病原微生物特定の試み」
講師:北海道農業共済組合 みなみ統括センター いぶり支所東部家畜診療所 山谷 省吾
(仮題)講演4「(仮題)哺育育成センターに関する取り組み事例」
講師:北海道農業共済組合 オホーツク統括センター 湧別支所湧別家畜診療所 井上 すみれ
(仮題)講演5「(仮題)上手な哺乳管理を考える」
講師:北海道立総合研究機構農業研究本部 酪農試験場 田辺 智樹
ダイジェスト
研修会は、昨年に引き続き「子牛を科学する」をテーマに、帯広畜産大学獣医学研究部門教授の大塚浩通先生の司会のもと、酪農学園大学獣医学類教授の鈴木一由先生から、「子牛の輸液療法を学ぶ」と題して、輸液の基礎をはじめ、いろいろな輸液剤を用いた試験データを示しながらその特性などについて詳細に解説いただくとともに、下痢症子牛に対する具体的な輸液剤の施用方法などについて基調講演をいただいたあと、パネラー講演では、全静脈麻酔法の紹介やエコーによる子牛の心室中隔欠損の診断、子牛の出血性腸炎に関する調査のほか、育成牛預託農場における管理プログラムの確立に向けた取り組みなどに関する事例報告、哺乳管理に関する話題など5名の講師から講演をいただきました。また、ゼノアックコーナーでは、欧州におけるBVD対策の実際と成果について情報提供されました。
講演終了後の総合質疑では、会場やWeb視聴者から寄せられたたくさんの質問について、司会の大塚先生の進行のもと質疑をいただきながら、輸液や麻酔など子牛の外科的処置をはじめ、子牛の心奇形や出血性腸炎の対策、子牛事故の低減に向けた上手な哺乳管理や育成牛預託農場への支援など、子牛診療における最新の獣医療技術や子牛の管理技術に関する新たな知見について、Web参加者も含めて貴重な情報を共有することができました。研修会閉会後、開催した各講演に対するポスターセッションでは、講師と来場者が対面で個別に意見や情報を交換するなど、実りの多い研修会を開催することができました。